2018年4月20日金曜日

「パフォーマンス」と「パフォーマティヴ」――どこでくっついたのやら

文学理論のガイドブックである大橋洋一=編『現代批評理論のすべて』(新書館,2006年)の用語解説では,「パフォーマティヴ」はもはや言語行為論とまったく関連づけられることなく,「パフォーマンス」と並べられている  (p.254) :


予備知識なくこれだけを読めば,「パフォーマティヴ」という用語はなんか演技や舞台・舞踏の「パフォーマンス」と似たような意味なんだろうと思うだろう.(もしかすると,担当した大貫氏もそう思っているのかもしれない.)

ところで,上記の用語解説では「実体的な身体は存在しない」とか「身体は物質化される」とか書かれているけれど,ぼくにはどういうことなのかまったくわからない.

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