2018年10月29日月曜日

17時までTweetdeckを開かない

習慣・タスク管理アプリの Habitica に新しい「習慣」を加えた:「17時までTweetdeckを開かない」

2018年10月20日土曜日

クソ写真撮影はたのしい

ミラーレス一眼カメラの α6000(中古)に安いレンズをつけて遊んでる.初心者のぼくでもそれっぽい写真が撮れてたのしい.

what what

文法的にはなんにも異例なことはないごく普通の文だけど,戸惑う英語学習者さんもいるかな,と思った例:
Monmouth Coffee opened on Monmouth Street in London in 1978. It serves wonderful coffee and the queues often stretch out of the door. That is what makes what happened next so surprising. / What happened next was: nothing. Monmouth had few imitators, either upmarket or downmarket.
(Tim Harford, "Like great coffee, good ideas take time to percolate," Finantial Times, Feb. 2, 2018.) 
いちおう訳文を示しておくね:
マンモスコーヒーは1978年にマンモス通りに開店した.提供するコーヒーはすばらしく,行列がドアの外まであふれることもよくある.だからこそ,その後に起きたことはとても意外だった./ その後になにがおきたか:なにも起きなかったんだ.マンモスコーヒーを模倣する店はほとんどでなかった.高級市場,大衆市場,どちらでもだ.
こういう用例では,what 以下のフレーズが 'the thing(s) which ...' の名詞句と同等のものになっている (Michael Swan, Practical English Usage, 5th edition, Oxford University Press, 2016, p.236):

  • What she said made me angry. (主語)
  • I hope you're going to give me what I need. (目的語)
  • This is exactly what I wanted. (補語)
こういう what を「自由関係代名詞」という.
先行詞をそれ自身の中に含んでいる関係詞を複合関係詞 (compound relative) と言う.Huddleston & Pullum (2003) は,その意味で融合関係詞 (fused relative) と呼んでいる.生成文法では,先行詞がなくても存在できるという意味で,自由関係詞 (free relative) と呼ばれることが多い.(安藤貞雄『現代英文法講義』p.194; 太字強調は原文のもの)

Mouse without Bordersさまはすばらしいです

同一ネットワークにつながってる複数の Windows PC でマウス・キーボードを共有できる マイクロソフトさまのアプリ.


私物 PC 2台にインストールして利用してみた.マウスカーソルが一方のディスプレイからもう一方のディスプレイに動くスピードが実になめらかでびっくりした.PC 間でキーボードも共有されるので,デュアルディスプレイ環境がかんたんに用意できる.片方の PC に PDF 資料を出しておいて,もう片方の PC でカタカタと文章を打ったりといった作業がとてもやりやすい.

しかも,ディスプレイを縦向きにすると自動的に認識して画面をマタイでカーソルが移動したときの出現位置を調整してくれる.かしこい.

ただし,ファイルのドラッグ & ドロップはまだ限界があって,任意のフォルダからもう片方の PC の任意のフォルダにポンと放り込むことはできないようだ:デフォルトでは,デスクトップ上のMouseWithoutBordersフォルダにファイルのコピーがつくられる.

いままではロジクールの Flow で似たようなことはできていたけれど,当然ながら同社製品でしか利用できなかったし,なによりディスプレイ間の移動にわずかなラグがあって,いまひとつ快適じゃなかった.正直,ここまでなめらかに動作するとは思ってなかったよ.

2018年10月12日金曜日

2018年10月6日土曜日

「ソーカル事件ふたたび:フェミニズム哲学編」(記事のリストだけ掲載)

フェミニズム哲学などの学術誌に偽名で意図的にインチキ論文20本を投稿し,そのいくつかが査読をとおって掲載されるという,かつてのソーカル事件を彷彿とさせる一件があった.

あ,そこは過去時制でいいんだ?

シナリオを現在時制で語っているなかに,過去時制が入ってくるパターン:
When it pings, or beeps, your mobile physically pulls you away from what you were doing. You deal with the message, and maybe then become distracted by something else. Twenty minutes later you are finally back doing what you were doing. So the distraction cycle goes. (通知音や呼び出し音をならして,それまでやっていたことから携帯電話はキミを引き戻す.メッセージに対応すると,たぶん,そのあとなにか他のことに気をとられる.20分後,やっとキミはやっていたことに取りかかり直す.こうして気散じのサイクルはつづく.)
 過去形ではあるけれど,1つ目の "what you were doing" は,通知や呼び出しが鳴ったその瞬間に進行中のことだ.その点では,主節と同じく現在時制であってもよさそうではある.

抜粋:懐メロとは…

懐メロのラインというのは,その曲がヒットした年とは関係なく,ある日どこかのポイントでそのアーティストから心が離れる分岐点が訪れたときなんじゃないかという気がする.
(小寺信良「巻頭言」『金曜ランチビュッフェ』vol.190, 2018年9月28日, Amazon

2018年10月1日月曜日