ラベル philosophy の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル philosophy の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年1月14日月曜日

マクファーレン「評価文脈相対主義」を訳読してみよう #02

つづき.「彼はボストンにいるかもしれない」みたいな認識的法助動詞につづいて,「評価文脈」に相対的にのみ真偽が(「正確かどうかが」)判定できる例があるという事例をもうひとつ素描している.

2019年1月13日日曜日

マクファーレン「評価文脈相対主義」を訳読してみよう #01

『ラウトレッジ哲学手引き』から,ジョン・マクファーレンによる "Relativism" をちょっとずつ訳読してみよう.
認識的な様相(モダリティ)とか味覚述語の意味をめぐる議論で,妥当かもしれない分析を提示してる「評価文脈相対主義」を解説してる.ぼくもべつに詳しくはないのでせいぜい勉強するつもりだよ.

2019年1月12日土曜日

スタンフォード哲学事典「言語行為」をPDFにまとめたYO

去年の春にちまちま訳してた「言語行為」の訳文をまとめて PDF にした.

  • ミッチェル・グリーン「言語行為」(スタンフォード哲学事典)

いまひとつなところや文意がわかりにくいところが多々ある文章だし,ぼくの訳文もそんなによいものではないけれど,なんかの役には立つかもしれないと思って,いちおう.

2018年11月1日木曜日

ウェストン先生の『論証のルールブック』を7割ほど訳した

アンソニー・ウェストンせんせいのロングセラー『論証のルールブック』第5版をとある授業で学生さまに読んでもらうついでに訳している.いまのところ,第7章までは終わってる.あと,付論の「定義について」も訳してある.

  • 第1章 短い論証
  • 第2章 事例による論証
  • 第3章 類推による論証
  • 第4章 権威による論証
  • 第5章 原因についての論証
  • 第6章 演繹的な論証
  • 第7章 長文の論証
  • 第8章 論述文
  • 第9章 口頭で論証を述べる
  • 第10章 公開討論
  • 付論I: よくある誤謬
  • 付論II: 定義について
  • 参考資料(リソース)

古い第3版は翻訳書が出てる:

  • 『論理的に書くためのルールブック』(古草秀子=訳,PHP,2005年)

じゃあ第5版をわざわざ訳す意義はあるのかっていうと,それなりにあるとぼくは思ってる(ので訳してる).まず,新しい版で加えられた章がある.口頭発表のやり方や公開討論についての助言(第9章,第10章)がそれだ.また,本文もけっこう手が加えられている.あと,これは好みの部分も大きいけれど,古草先生の訳文は割とかたい文体にしてある.でも,ウェストン先生の語り口はもうちょっと軽妙だ.ぼくとしては,そういうスタイルを日本語でも活かした方がいい本になると思う.

ともあれ,いまのところどっかから翻訳書が出版される予定はないし,たぶんバカ売れするものでもない.それでも,長らく読まれてるだけのことはあるコンパクトな良書で,新規の訳書にも意義はあると思うんだけど――どんなものでしょうね?
 
追記: 旧版の訳者でもある古草先生の訳で第5版の翻訳書も出たYO! [Amazon]

2018年10月6日土曜日

「ソーカル事件ふたたび:フェミニズム哲学編」(記事のリストだけ掲載)

フェミニズム哲学などの学術誌に偽名で意図的にインチキ論文20本を投稿し,そのいくつかが査読をとおって掲載されるという,かつてのソーカル事件を彷彿とさせる一件があった.

2018年9月14日金曜日

「定義論争意味ねえ」論

捜し物の1つをたまたま某先生がTwitterで訳書の方を抜粋してたので,原書で確認したYO:

2018年9月13日木曜日

定義のルール #2:「用語の意味が争点になったときは明瞭な事例から手をつけよう」

ウェストンせんせいの「定義」解説の続き(こちらも参照: #1 & #3; これで定義の箇所はぜんぶ訳しちった).
D2: 用語の意味が争点になったときは明瞭な事例から手をつけよう
たまに,用語の意味が争点になる場合もある.つまり,用語そのものの適切な適用をめぐってああだこうだと議論になる場合がある.そういうときには,たんに用語の意味をはっきりさせる案を出すだけでは足りない.もっと込み入った論証が必要になる.

「言語と基本的な想定を共有している者どうしにしか議論は成立しない」?

ちょっと調べ物をしていて,目当てのものは見つからなかったけど,別の箇所をなんとなく抜粋(拙訳):

2018年9月12日水曜日

定義のルール #1: 「用語の意味がはっきりしないときは,意味をつきとめよう」

昨日抜粋した「定義は論証の代わりにはならない」のついでに,ウェストン『論証のルールブック』から定義を解説してる他の箇所も少し訳してみよう:

定義のルール#3:「定義は論証の代わりにはならない」

アンソニー・ウェストンせんせいの『論証のルールブック』の付論では,定義の取り扱いを解説している.ちょっとだけ抜粋してみよう: