ながらくすっかり忘れていた訳読を再開するよ.(前回はこちら)
2019年3月8日金曜日
2019年1月24日木曜日
2019年1月18日金曜日
2019年1月15日火曜日
2019年1月14日月曜日
マクファーレン「評価文脈相対主義」を訳読してみよう #02
つづき.「彼はボストンにいるかもしれない」みたいな認識的法助動詞につづいて,「評価文脈」に相対的にのみ真偽が(「正確かどうかが」)判定できる例があるという事例をもうひとつ素描している.
2019年1月13日日曜日
マクファーレン「評価文脈相対主義」を訳読してみよう #01
『ラウトレッジ哲学手引き』から,ジョン・マクファーレンによる "Relativism" をちょっとずつ訳読してみよう.
- John MacFarlane, "Relativism," The Routledge Companion to Philosophy of Language (Gillian Russel & Delia Graff Fara eds.), Routledge, 2012, pp.132-142.
2019年1月12日土曜日
スタンフォード哲学事典「言語行為」をPDFにまとめたYO
2018年11月30日金曜日
用例採取: "I'm switched on all the time"
換喩の事例:
"I never switch off – I’m switched on all the time, even when I’m asleep."(電源はぜったい落とさない――いつだって電源を入れてる.睡眠中もだ.)スマートフォンをいつも手放さないという若者の話に出てくる一文だ.文脈から,ここで電源を落とさない・電源を入れっぱなしにしているモノはスマートフォンなのが明らかだけれど,この箇所では I'm switched on と受動態で当人 'I' が switch on の主語(被動者役割)になっている.(Distraction Trap)
2018年11月20日火曜日
G.レイコフ「遂行的従属節」(1984)
さっきの例文採取 "Maybe don't try to..." に関連して,大昔の論文を引っ張り出してみた.
- George Lakoff, "Performative subordinate clauses," Proceedings of the Tenth Annual Meeting of the Berkeley Linguistics Society (1984), pp. 472-480.
2018年11月16日金曜日
用例採取:「某こそが大奥で密かに上様に毒を盛っていた張本人やもしれませぬぞ」
これも,話し手以外の視点から「やもしれない」を解釈しないといけない例:
(よしながふみ『大奥』15巻,p.101)
もちろん,話し手じしんは自分が「張本人」かどうかを知っているのだから,話し手が「やもしれない」と推測していたり張本人かどうかに確認がもてなかったりするのはない.
2018年10月27日土曜日
2018年9月3日月曜日
「さもなくば」の 'OR': 言外に補われる分岐がおもしろい
みなさんご存じのとおり,「~した方がいいぞ,そうしないとこうなるぞ」と伝えるときに,こういう風に OR を使える:
この用法が面白いのは,下線を引いた箇所が表す状況が実現されなかった場合の帰結を OR 以下で示すところだ.これは,ふつうの OR とずいぶんちがう.たとえば2つ目の例文をもしも単純な選言「PあるいはQ」で解釈したなら,「彼女には手術を受けねばならなかったか,あるいは,彼女は死んでしまっただろう」という意味になる(余談ながらここで "she would have died" と仮定法過去完了にしていないところが興味深い:この言い方ができるのは,彼女が死ななかったのを知っている視点だ)――でも,もちろんここではそんなことを言おうとしてるわけじゃない.
「さもなくば」の意味で解釈すると,「彼女は手術を受けねばならなかった」のをふまえたうえで,実際に手術を受けるケースと受けないケースが暗黙に対比され,さらに,それぞれの帰結も対比される:「手術を受けなければ死んでしまう」(含意:手術を受ければ死なない).下のらくがき図解をみてほしい:
この場合,どちらか片方だけが成り立つ排他的関係になっているものが2ペアある.1つ目の排他的なペアは「手術を受けるか,受けないか」だ.そして,それぞれの帰結が2つ目の排他的なペア「死なないか,死ぬか」をなす.「さもなくば」の例文で言葉で明示している事態は,図のなかで二重線で示してある.手術を受けねばならなかったという事態と,死んでしまうという事態の2つだ.あとは,この例文を理解する際に暗黙に補われている.
- "We need some agreement about facts or the situation is hopeless." 「事実についてなんらかの合意が必要だ,さもないと状況は絶望的になる」 (Tim Harford)
- "She had to have the operation, or she would die."「彼女は手術を受けるしかなかった,そうしないと死んでしまうのだ」 (Collins COBUILD)
- "Turn the heat down or it'll burn." 「温度を下げろ,さもなくと燃えてしまうぞ」(Oxford Learner's Dictionary)
(下線・太字は引用者によるもの)
この用法が面白いのは,下線を引いた箇所が表す状況が実現されなかった場合の帰結を OR 以下で示すところだ.これは,ふつうの OR とずいぶんちがう.たとえば2つ目の例文をもしも単純な選言「PあるいはQ」で解釈したなら,「彼女には手術を受けねばならなかったか,あるいは,彼女は死んでしまっただろう」という意味になる(余談ながらここで "she would have died" と仮定法過去完了にしていないところが興味深い:この言い方ができるのは,彼女が死ななかったのを知っている視点だ)――でも,もちろんここではそんなことを言おうとしてるわけじゃない.
「さもなくば」の意味で解釈すると,「彼女は手術を受けねばならなかった」のをふまえたうえで,実際に手術を受けるケースと受けないケースが暗黙に対比され,さらに,それぞれの帰結も対比される:「手術を受けなければ死んでしまう」(含意:手術を受ければ死なない).下のらくがき図解をみてほしい:
この場合,どちらか片方だけが成り立つ排他的関係になっているものが2ペアある.1つ目の排他的なペアは「手術を受けるか,受けないか」だ.そして,それぞれの帰結が2つ目の排他的なペア「死なないか,死ぬか」をなす.「さもなくば」の例文で言葉で明示している事態は,図のなかで二重線で示してある.手術を受けねばならなかったという事態と,死んでしまうという事態の2つだ.あとは,この例文を理解する際に暗黙に補われている.
2018年5月21日月曜日
2018年5月18日金曜日
2018年5月14日月曜日
2018年5月10日木曜日
2018年5月6日日曜日
2018年5月5日土曜日
2018年5月4日金曜日
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