2014年9月11日木曜日

デリダを参照してる人たちが言う,言語の「引用と反復」ってなんのことなんだろ?


ずいぶん前に,ツイッター上で「『ぱふぉーまてぃびてぃ』ってどういう意味で使ってるの?」という議論があったとき(e.g. コレとかコレ),意味がわからんと思った発言:

2014年9月6日土曜日

"technically": 「厳密に言えば~だ(けどそれより大事なことがある)」を1語で表す

副詞 technically を「いちおう」くらいの意味で使ってる用例:
Technically Evernote is free.
But for 5 follars a month or forty five dollars a year you get better offline access, better search, and more security. 
"The best note-taking apps for iPhone and Android," The Verge, September 4, 2014. [1:00-1:06]


ラジオ書き起こし:TBSラジオ「Session-22:内閣改造を徹底分析!」:その2

その1」に続いて,ポッドキャストから主に飯田せんせの発言を書き起こしてみる.

2014年9月5日金曜日

ラジオ書き起こし:TBSラジオ「Session-22:内閣改造を徹底分析!」:その1

ふだんポッドキャストでよく聞いてるラジオ番組に,TBSラジオの「Session-22」がある.先日は,安倍政権の改造内閣を取り上げていて,経済学者の飯田泰之せんせがスタジオゲストに登場していた.


以下,主に飯田せんせの発言を書き起こす.めんどいので,2回か3回にわけて掲載.(無駄に書き起こしてるけど,なにか特別に意義がある発言だと思ってるわけじゃないので,ご注意.)

批評界隈に見られる「コンスタティブ」「パフォーマティブ」の詮索:東浩紀 (1998)

もとは哲学者オースティンが講義録 How To Do Things With Words で一時的に考案していた「パフォーマティブ」(行為遂行的発語)と「コンスタティブ」(事実確認的発語)という用語を,批評家・作家の東浩紀氏が独特な使い方で使っている.ここでは,その用法を追いかける資料として,同氏の著作から抜粋しておく.

2014年9月4日木曜日

東先生とのある日のやりとり:「パフォーマティブ」と「コンスタティブ」についての詮索

なぜか,批評をやっている人たちの間では,言語行為論の初期にオースティンが講義 (How To Do Things With Words) で考案し,その同じ講義で放棄した「事実確認的発語(コンスタティブ)」と「行為遂行的発語(パフォーマティブ)」の区別が,いまも使い続けられている.(ここでは,この用語の定義には踏み込まない.)

3年前に,評論家・作家の東浩紀氏が次のようにツイートしたとき,少し質問をしてみたことがある.とくに目立つ発言を引き出しているわけではないけれど,記録のためにこちらにまとめておく.派手な喧嘩や批判を楽しみにしている人の期待にはまったく応えられないのであしからず.

篠原健一『アメリカ自動車産業』(中公新書,2014年)

一月前に,ツイッターでつぶやいていた読書メモをこちらに写しておく.

2014年9月3日水曜日

カジュアルな場所でも出典を示すべき

とくにツイッターのような場所では,引用にあたって出典を示す人は,意外と少ない.わざわざ出典を明示するのが大げさに感じられるのかもしれない.

だけど,できるかぎり明示した方がいい.主な理由は次の2つだ:
  • 他人がその発言をたどりやすくするために
  • 歪曲を防ぐために
1つ目の理由について.その文章やデータがなにのどこに載っているかをじぶんが知ってるかどうかじゃなくて,そんなものを知らない他人が手間取らずにアクセスできるかどうかが大事だ.

2014年9月2日火曜日

クルーグマン@『週刊現代』

おじさん週刊誌の『週刊現代』に,クルーグマンのインタビュー記事が掲載された(2014年9月13日号, pp.42-45).インタビュアーは大野和基氏.『そして日本経済が世界の希望になる』でもインタビューと翻訳をやっていた人だ.有料だけど,ウェブ版もある.(追記:その後,「現代ビジネス」にも無料で読めるバージョンが掲載されている.)



インタビュー内容を4つの論点にわけてツイッターでつぶやいたことを,こっちにも載せておく.