クィア理論&言語行為論まわりの論点については、むしろ言語行為論の専門家の方にいろいろと伺いたいですね。端的に言って、私がバトラーの要約に失敗しているのか、バトラーの要約としては正しいんだけどバトラーの言語行為論理解が間違っているのか(あるいはその両方か)、ぜひ判別してほしい。— サンカク (@sankaku_queer) 2017年8月6日
調べるべき項目をわけるといいと思う:
- 森山さんがバトラーを誤解なく要約しているかどうか(「私がバトラーの要約に失敗しているのか」)
- J.バトラーは言語行為論を正確に理解しているか(「バトラーの言語行為論理解が間違っているのか」)
- バトラーの言語行為論(?)は言語のありように合致しているか
- 森山さんがまとめた「言語行為論」の要約(バトラーの要約であれなんであれ)は,言語のありように合致しているか
このうち,上記のツイートは (1)-(2) を考えていて,(3)-(4) を考慮していない.「パフォーマティヴ」どうのこうのの話に言語の具体的な話がほとんどでてこないのとあわせると,どうして言語についての話なのにいっこうに言語のありように目を向けようとしないのか,ぼくは不思議に思う.
ねんのために付け加えると,ぼくは言語行為論の専門家ではないし,ぼくじしんも専門家のひとの考えを知りたいと思ってるよ.
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