As Sydney Brenner later made plain, people everywhere make the distinction between two kinds of rubbish: 'garbage', which has no use and must be disposed of lest it rot and stink, and 'junk', which has no immediate use but does no harm and is kept in the attic in case it might one day be put back to use.
シドニー・ブレナーがのちにわかりやすく言ったように,どこの人々も2種類の廃物を区別する:「ゴミ」(garbage) と「ガラクタ」(junk) だ.ゴミはなんにも使い道がなくって,腐って悪臭を出さないうちにさっさと棄てるに限る.ガラクタはいますぐ役に立ちはしないけど無害で,いつかなにか使い道ができたときのために屋根裏やガレージにしまわれる.
(Matt Ridley, The Evolution of Everything, Harper, 2015)
非制限関係節の使い方でよくみかけるパターンがここにも登場している:
そこそこ英文になれている人ならどうということはないセンテンスだ.
翻訳の処理としては,上記の訳文のように garbage と junk の対を先に示しておいて,そのあとにあらためて garbage と junk それぞれの説明にあたる関係節を訳す.この訳し方だとやや冗長になる欠点はあるけれど,読者にとっては文をおいかけやすいという利点がある.
比べてみよう:
version A: どこの人々も2種類の廃物を区別する:「ゴミ」はゴミはなんにも使い道がなくって,腐って悪臭を出さないうちにさっさと棄てるに限る.「ガラクタ」はいますぐ役に立ちはしないけど無害で,いつかなにか使い道ができたときのために屋根裏やガレージにしまわれる.
versionBA: どこの人々も2種類の廃物を区別する:「ゴミ」と「ガラクタ」だ.ゴミはなんにも使い道がなくって,腐って悪臭を出さないうちにさっさと棄てるに限る.ガラクタはいますぐ役に立ちはしないけど無害で,いつかなにか使い道ができたときのために屋根裏やガレージにしまわれる.
おまけ:どっかで使うだろうスライドの断片 (pptxファイル):
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