2015年11月7日土曜日

タッチパッドになんにも期待していない

――ということを,いまさらのように気づいた.ラップトップPCについてるタッチパッドの操作しやすさはぼくにとって絶望的で,他になんの手段もない場合の「非常用」という位置づけになってる.(はいはい,Mac はちがうのかもしれませんね)

いま愛機の VAIO Duo13 を使っているとき,操作手段は主に5つある.一部重複しつつも,それなりに役割分担がある:
  • キーボード:文字入力とショートカット.
  • マウス:カーソルに関わる主な操作.
  • 画面タッチ:マウスと競合気味ながらも,それなりに使う.
  • デジタイザスタイラス:手書き・ポンチ絵,ときおりマウス代替.
  • タッチパッド:非常時のマウス代替.ほぼ使わない.
マウス操作とタッチ操作を比べると,基本的にはマウスが優位だけど,たまに逆転するケースがある.たとえば,表計算ソフトを使っているときには,わざわざカーソルをもっていかなくても目当てのセルを指で触れれば入力に移行できる.

デジタイザスタイラスは,ちょっとした落書き・図解に重宝してる(Surface なんかのプロモーション動画でやたらなにかをペンでマルするのはなんなのか).これは,マウスでもタッチでも代替できない.また,「ラップトップ」をほんとに膝に載せて操作するときには,マウスが使えないので主にスタイラス頼みになる.

あきらかにダメなのがタッチパッドだ.Duo13 のタッチパッドが申し訳程度の狭いシロモノだからというだけじゃなく,他の機種でもぼくはタッチパッドを使わない.(はいはい,Mac はちがうのかもしれませんね)

この5つからマウスと画面タッチとデジタイザをとりさると,よくあるクラムシェル型ラップトップPCの「素」の操作系になる:キーボードとタッチパッドの2つだ.きっと,すごいストレスだろう.それでも,多くの人は「そこにあるのがそれっきりだから」という理由で,そのまま使ってる.ちょっとした周辺機器を足せばしなくてすむ苦労なんだけど,知らない人にとっては,そのための数千円の出費はずいぶんな贅沢に思えるものだ.

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