2018年1月21日日曜日

ピンカーのレイコフ本書評: 抜粋

むかしむかし,言語学者で「概念隠喩」研究のパイオニアとして広く知られるジョージ・レイコフが,アメリカ民主党ひいては進歩派を応援しようと,自分のこれまでの研究を応用した助言を本にまとめて世に問うたことがあった.

  • Don't Think of an Elephant: Know Your Values and Frame the Debate. Chelsea Green Publishing, 2004.
  • Whose Freedom?: The Battle over America's Most Important Idea. Farrar, Straus and Giroux, 2006. 
レイコフはいまでも政治的な発言・提言を続けているようだ

2018年1月20日土曜日

でかいスマートフォンをどう持ち運ぼう: waistrap の "Slipin"

いま使ってる Xperia XZ Premium が 5.5 インチな上にベゼルも太いおかげで,ポケットに入れるとちょっと邪魔くさい.

ソニーCEO「次のパラダイムシフトに備えるためにスマホ続けるね」(大意)

――というインタビューが英語圏のテック系ブログで話題になっていた(グーグル先生が「これ興味あるでしょー?」ってわざわざサジェストしてくださる).

2018年1月13日土曜日

スマートフォンのカメラもよくなりましたなぁ

えっとね,ただの日記です.読んでも得るものはないよ.

スマートフォンを Xperia XZ Premium に乗り換えてうきうきしながら使ってる.いままで使ってた Huawei P9 は カーチャン J( 'ー`)し にゆずった.

P9 はデュアルレンズが売り物で,ソフトウェアの処理でボケの効果を出せるのがなかなか楽しかった.

▲ Huawei P9 で撮影(背景をモノクロにする効果を使用)

Xperia XZ premium は,正直なところそんなにカメラ性能は高評価ではない.各種レビューでカメラが褒められているのは,たいてい iPhone X だのグーグルの Pixel2 だのサムスンの Galaxy S8 だので,XZP は名前すら挙がらない機種だ(参考: コレとかコレとかコレとか).

とはいえ,2017年のハイエンドだけあって,カメラ性能は十分にすぐれている.

背景のボケもわるくないし――

▲ Xperia XZ premium で撮影(トリミング)

素人目には,彩度もわるくないように思える:

2018年1月5日金曜日

用例メモ:「おきれいだったねぇ」の曖昧性

ラジオを聞いていたら、こういうやりとりがあった:
A1「で、あともうひとりは、原田知世ですよ。」
B1「原田知世さんおきれいだったねぇ〜」
A2「いや、いまもきれいですよ」
B2「いや、ちがうんすよ。ゲストきたんすよ」
(「伊集院光とラジオと」TBSラジオ、2018年1月4日放送分)

2018年1月1日月曜日

NPR: 自腹で文具を与える教員たち

「ナショナル・パブリック・ラジオ」で、生徒・学生がつかう鉛筆だのノートだのティッシュだのをアメリカの教員たちはじぶんのお金で買い与えているというおはなし。


現在のアメリカの税制では教員に年250ドルの税額控除が認められていて、今回の税制改革でもこの部分は削除されずにすんでいるとのこと。

で、実際のところ教員たちが生徒の文具その他のために切っている身銭はおいくらくらいなんだろう? NPR によれば、250ドル以上だそうだ。

といっても、系統的な調査ではなく、いろんな教員たちから寄せられたツイートを紹介しているだけなんだけど。

No matter the class, though, teachers in high-poverty schools often find themselves digging even deeper into their own pockets — to buy extra food for their students, as Lyke mentioned, and clothing.だが、どの教科を担当しているにせよ、貧困率の高い学校の教員たちはさらにぐさぐさ自腹を切っている――〔自宅ではろくに食えていない〕生徒に食べ物を買ったり衣服を買ったり。