2017年11月29日水曜日

『消費資本主義!』「訳者あとがき」の余り物

いろいろネタだしはしてみたけど指定された字数にぜんぜん収まらないので,ほぼ全部カットしてしまったよ.下記はその一部:

2017年11月24日金曜日

持ち出すケーブルやアダプタは鞄の中を定位置にしておく

USBケーブルやフラッシュメモリ,PC の電源アダプタ,さらにはプロジェクターとの接続に使う各種ケーブル・アダプタといった品々は,だいたいお仕事先で毎日使う.こういうモノをうっかり忘れると,どこかから借りたりしなくちゃいけなくて,バタバタ走り回るハメになってしまう.とてもつらい.

2017年11月22日水曜日

広告ってそういうものだっけ

辻大介「広告のどこに問題があるのか」(2004):

(…)あらゆる広告は、第一のメッセージとして何をいっていようとも、第二のメッセージは同じこと––この商品は最高です、だから買ってください––を伝えている。(p.242)

ミラー先生の『消費資本主義!』の「訳者あとがき」をかかなきゃいけないので、ちょっとこのへんのことを洗っている。

あらゆる広告が「この商品を買ってください」というメッセージを伝えているとはちょっと考えにくいよね、ということはあの本を見るとよくわかる。(おたのしみに)

2017年11月11日土曜日

にっき: 財布をやめてマネークリップを使う

長らく2つ折り財布をおしりのポケットにつっこむスタイルを続けてきたものの,やっぱり財布はかさばるので,「けっこうべんり」と小耳にはさんでいたマネークリップを使ってみることにした.

ジェフリー・ミラー『消費資本主義!』が出ます

v(・∀・)v イェーイ

4月に翻訳原稿を終わらせてから刊行の準備を進めてきた――というかいまも絶賛作業中の――翻訳書の刊行情報がようやく出てきました:
ジェフリー・ミラー『消費資本主義!――見せびらかしの進化心理学』(勁草書房,2017年12月30日)
正直,もっと早く日本語圏に紹介されてよかった本じゃないかと思いますが,ともあれ,better late than never というやつですな.

書店向けの見出し文:
《「やあ人類、お買い物はたのしいかい?」――まあね。でも見せびらかし消費っていったい何なんだろう? 進化心理学で答えに迫ろう。》
同じく内容紹介:
人々が見せびらかし消費をしてることならみんな知ってる。でも正確なところ何を見せびらかそうとしてるのかは、マーケティング理論もよくわかってない。カギを握るのは「ビッグファイブ特徴+知性」と「コスト高シグナリング」だ。マーケターには洗練された理論を、消費者にはかしこい消費生活のヒントを、進化心理学からご提案。
shorebird さんによる原書 Spent の書評はこちら.非常に参考になります(なりました).これを読めばどういう本なのかわかるので,もはや「訳者あとがき」に何を書けばいいのやら.

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2017年11月9日木曜日

「古典をよまなきゃ」と不安な場合

「古典的な名著ってどれを読めばいいんじゃろう?」という疑問をおもちの若者へのご提案:きみが読んだ現代のいろんな本でよく言及されている古典が,たぶんきみに関係があって現代的な意義のある古典じゃないかな.

――よく言及されている古典が思い当たらない,あるいはそもそもそんなに現代の本を読んでない場合,たぶん古典をいま読む必要はないんじゃないかと思うよ?