4月に翻訳原稿を終わらせてから刊行の準備を進めてきた――というかいまも絶賛作業中の――翻訳書の刊行情報がようやく出てきました:
ジェフリー・ミラー『消費資本主義!――見せびらかしの進化心理学』(勁草書房,2017年12月30日)正直,もっと早く日本語圏に紹介されてよかった本じゃないかと思いますが,ともあれ,better late than never というやつですな.
書店向けの見出し文:
《「やあ人類、お買い物はたのしいかい?」――まあね。でも見せびらかし消費っていったい何なんだろう? 進化心理学で答えに迫ろう。》同じく内容紹介:
人々が見せびらかし消費をしてることならみんな知ってる。でも正確なところ何を見せびらかそうとしてるのかは、マーケティング理論もよくわかってない。カギを握るのは「ビッグファイブ特徴+知性」と「コスト高シグナリング」だ。マーケターには洗練された理論を、消費者にはかしこい消費生活のヒントを、進化心理学からご提案。shorebird さんによる原書 Spent の書評はこちら.非常に参考になります(なりました).これを読めばどういう本なのかわかるので,もはや「訳者あとがき」に何を書けばいいのやら.
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返信削除かじむら