2013年5月24日金曜日

ベン・バーナンキ『リフレが正しい』がでます


ベン・バーナンキ『リフレが正しい』(高橋洋一=監訳,中経出版)が今日,発売になります [Amazon].



FRB議長バーナンキの講演・プレスリリースの翻訳と,監訳者の高橋洋一氏(暗黒卿)による解説を編集した一冊になっております.(ぼく自身は,講演2点の翻訳で協力しただけです.別途,サポートページを用意しましたので,そちらを参照ください.また,第1章・第5章のサポートは,こちらを参照.)




収録内容


本書に収録されている翻訳7項目のうち,3項目は今回はじめて邦訳されたもので,残り4項目は『リフレと金融政策』(日本経済新聞出版社,2004)に旧訳があります.ただし,7つの翻訳いずれも,本書のために新規に訳されています.

また,『リフレと金融政策』にあった「ミルトン・フリードマンの九〇歳の誕生日を祝して」は本書自体に収録されてこそいないものの,読者のために無料PDFが配布されています.前半だけが掲載されている「ンフレ率の下落が好ましくない理由」の後半パートも,こちらで無料配布されています.



目次

はじめに――バーナンキはなぜ「アベノミクス」を評価するのか?[解説・高橋洋一]
1. インフレ率の下落が好ましくない理由(抄訳)
2. デフレーション――「あれ」をここで起こさないために
3. インフレ目標を考える一つの視座
4. 中央銀行の独立性とは何か?
5. 金融政策の長期的な目標と戦略
6. アメリカ経済は今後どうなるか?
  • 原文:"Press Release" (January 25, 2012)
  • 旧訳:(なし)
7. 日本の金融政策、私はこう考える
おわりに――アベノミクスが拓く日本経済の展望[解説・高橋洋一]



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