たとえば――
▼ 「もうひとつの」の語義にあたる例文:
- (1) "
Would you like another drink?" 「もう一杯いかがです?」(X='drink') [OALD]
- (2) "
The room’s too small. Let’s see if they’ve got another one ."「この部屋は狭すぎるなぁ.べつの部屋がないか,みてみようか」 (X='room') [OALD]
もちろん,それだけで話は終わらなくって,次のようにも使える:
- (3) ‘Finished?’ ‘No, I’ve got another three questions to do.’ 「以上ですか?」「いえ,あともう3つ質問があります」[OALD]
次の用例では,たんなる「追加の」という意味がいっそうはっきりと見てとれる:
- "(...) it’s another $149 for the Bluetooth keyboard"「Bluetooth キーボードにもう149ドルかかる」(The Verge)
むかしばなしをすると,ぼくが公立中学校ではじめて英語を習ったとき,ネイティブの教員に other とちがって another には an- 「1つの」があるだろう,と言われた.なにかしら「1つ」という意味が another の用法にはあるぞ,と言われて「なるほどなー」と思ったもんだ.でも,another が含む「1つの」の意味は,上記 The Verge のような用例ではいっそう抽象的な単位になっているようだ.
0 件のコメント:
コメントを投稿