授業の出席カードは回収したその日にすぐスキャンしておく.授業直後にできるならその方がいい.
スキャンしておくと,紛失防止と取り回しのしやすさで講師にとっておトクだ:
- 紛失防止:スキャンすることで,出席情報を紛失してしまう恐れを減らせる.
- 紙の処分:たかが出席カードとはいえ,時間とともに分量が増えていく.スキャンしてしまえば紙のカードそのものは廃棄できる.
- 管理Tips:ファイル名は "2015-10-31_授業名_回数" みたいな書式で統一して,それぞれの授業ごとのフォルダにふりわける.
- もちろん,バックアップは確実にしておかないといけない.
また,コメントを書いてもらって講師がとりあげて間接的でも授業参加をすすめる一助にできる:
- スライドに掲載して紹介:コメントは,学生の名前をふせて切り取って,授業の最初にスライドで紹介する(画像編集ソフトで必要なところだけカットしておけばいい).講師が疑問・質問を奨励している姿勢をわかりやすく伝えるのが大事.とくに,講師のミスについて指摘してくれた場合には,ていねいにフォローして感謝を伝えておく.
- アナログの利点:出欠確認だけなら大学で導入している学生証読み取り方式を利用すればいいし,コメントをとるだけなら,たとえば Google Drive の「フォーム」を利用する方が楽だろうと思う.それでも紙のカードを利用しているのは,記入の気楽さと「落書き」のしやすさを重視しているからだ.
- 発言ポイント:学生の発言を奨励しているので,たんなる質問も含めて発言ポイントをつけている.やり方はかんたんで,出席カードにシールをぺたぺた貼り付けるだけだ.
こうした作業をやると,けっこう時間をとられる.それがとりあえずの問題だ.
参考になる記事
- 「大教室で講義をするために(1)」,Here comes everybody, 2014年2月14日.
- 「Googleドライブのフォームを利用したアンケート及び小テスト」,福山平成大学経営学部ブログ,2014年9月8日.
0 件のコメント:
コメントを投稿